子育て脳みそ垂れ流し記

娘5歳、息子3歳。日々の子育ての色々を記録しています。

排便コントロールの話

離乳食を始めると便秘になっちゃうんですー!っていう人が結構いるかと。

 

便秘っていうか今までめちゃくちゃ消化の良い液体だけで構成されていた便が色々食べることによって便自体の硬さが変わるからそれを外に出すだけの力がまだないって感じなのよね。

 

【便秘は排便が3-4日に1回しかない、排便時に苦痛を伴う】

 

この辺りに当てはまると便秘ちゃんです。

水分の飲む量が不足とかはそこまで関係ないです。

 

便秘でうんちが腸の中にとどまればとどまるほど水分がうんちから吸われてしまってカチカチになっていきます。。

そしてそのカチカチうんちを出すのには苦痛を伴うので我慢してしまってさらにどんどんうんちが貯まります。

そうするとうんちがたまると便意を感じるはずの腸が鈍感になってしまって便意を感じなくなる、そしてさらに便秘が悪化していく、、、っていう悪循環になってしまうのです。

 

ということでこの悪循環を断ち切るのが便秘の治療です。

 

小児科に受診する機会があれば相談するとうんちを柔らかくするお薬がもらえたりアドバイスをもらえたりするはずなのでぜひうんちにお困りな際は小児科でご相談くださいませ。

 

上の子も7ヶ月くらいまでずーっと自力でなかなか排便ができず毎日綿棒浣腸で出していましたが3回食になったタイミングと本人が排便する力がついたのか快調になりました。

 

綿棒浣腸を毎日やっても、普通の浣腸を毎日やったとしてもそれは癖にはならないので大丈夫です。

しかし便秘そのものは癖になります。

 

しかも治療となると、ひどい場合は何年もかけての治療が必要になる侮れない症状なのです。

 

なので便秘は早めに積極的に治療が必要なものです(^O^)

 

 

綿棒浣腸ってどうやるか?ってところでは意外とちゃんと出来てる人って少ないかもしれないと体感的に思っています。

綿棒でお尻の穴ちょこっと刺激するだけじゃないのです。

 

以下手順です。

【準備物】

*大人用綿棒(絶対に大人用!ベビー用は折れたりして危ないです)2本出しておくと予備もあって安心

*ワセリン

*オムツ

*おしりふき

*ビニール袋

 

【方法】

1.おむつの下に新しいおむつをset

2.すぐにふけるようにおしりふきを何枚か出しておく

3.大人用綿棒にワセリンをたっぷり(小指の第一関節くらいの量)まとわせる

4.オムツオープン(ここで男の子の場合はおしりふきをお股に当てておきましょう。だいたいやられます。笑)

5.左手で両足首を掴みカエルの足みたいに開いておへその方にぐっと近づけて固定。かなり力強いから負けずに!

6.綿棒をゆっくり肛門に1.5cmほど入れます。

7.1円玉くらいの大きさの円をゆっくり描くように刺激します。反応があると本人がいきんでうんちが出てきます。硬くて出口まで来てるのに出しづらそうならその綿棒でほじって出してあげてもおっけー。お尻からうんちが出てきてもそのまま刺激を続けて最後まで出すのをアシストしてあげます。

8.本人のいきみが落ち着いたところで終了。

 

綿棒浣腸のタイミングは食後30分、あとはおならをたくさんしている時、いきんでるのに出しにくそうな時などです。

このタイミングで綿棒浣腸してあげると出しやすいです。

 

大切なのは毎日出してあげること、うんちを出す力がつくまではアシストしてあげながら便秘にさせないことだと思います。

 

 

何度でもいう!!!

 

便秘は癖になる

浣腸は癖にならない

 

だからちゃんと排便コントロールしてあげましょうー!!!