赤ちゃんと家族になること
2人目が生まれて100日が経ちます。
ようやく上の娘も弟の存在を日常として受け入れてくれているように感じてます。
「家族」って社会の最小単位なんだけど子どもにとってのはじめての社会は家族。
「家族」の定義も色々あるのだけど一番シンプルなのが「その人が家族と思う人が家族」、血の繋がりとかは関係なしにその人が家族と思うなら家族というもの。
逆にいうといくら血が繋がっていようが家族と思っていないのであればそれは家族じゃない。
それを前提にすると娘にとっては弟はある日突然現れた未知の存在。
親の私達にとっては自分たちの愛する子どもだから当然のように家族として受け入れたところからはじまる。
けれどもきっと娘は違うんだろうなって思っていたので本当に色々と気を使いました。
一番大切にしたのは「弟の存在を認めることを娘に強要しない」ということです。
ゆっくりゆっくり、娘の弟への興味と受容の度合いを見ながらの毎日です。
だから親の私たちも祖父母も娘のことを「おねえちゃん」と呼ばないようにしています。
今まで「うたちゃん」って呼ばれていたのにある日突然弟が現れてさらに「おねえちゃん」という謎の呼ばれ方をしたら混乱するかなと思いました。
なんせ本人はまだ2歳前で「おねえちゃん」という概念を持っていないから。
もし今後、お姉ちゃんという概念を理解してそう呼ばれる方が嬉しいお年頃になったときにはそう呼ぶかもしれません^ ^
最初の1ヶ月はベビーベッドの上が弟くんが過ごす場所でした。
これは娘が弟に興味があれば自由に覗ける状態。
触れたい、抱っこしたいと要求があれば安全を確保の上で応じていました。
抱っこは必ず座ったまま膝の上に弟を寝かせるスタイルです。
(ちなみにお家に帰ってきた時はピアノを弾きながらの自作のウェルカムソングを歌ってくれました。笑)
次の1ヶ月は日中はリビングのバウンサーの上で過ごすことが多く、これは間違って踏まれたりはしないけど自由に触ったり見れる距離感です。
この頃には「お世話を私もしたい!」と娘がなっていたので育児のちょっとしたお手伝いをしてもらうようにしました(^^)
(寝たからタオルかけてくれました。)
例えば…
*泣いたらバウンサーを揺らしてもらう
*替えのスタイを取ってきてもらう
*お風呂で一緒に洗ってもらう
こんな感じでゆるーく育児に巻き込んでました。
この頃から弟に対しての愛情が加速してる感がありました('ω')
自分の服をまくりながらおっぱいをあげたい!となっていたり、吐き戻せば拭いてあげたり、頼まなくても泣いていればあやしたり。
「あっきーちゃーーーん❤︎」って言いながら抱きしめたり。
それでもまだ不安定になることもあって弟を抱っこしたと思ったら「ばいばいよー」とすぐ押し除けたり。
彼女なりに葛藤してたのかな。
そしてその次の1ヶ月ではせんべい座布団を出してその上に寝転ばせる時間を多くしてみました。
これは気をつけないと踏んでしまうリスクもあるけど一緒に寝転んだりぎゅーってしたりなんでもできちゃう距離感です。
こちらの顔色を伺いながらわざとそーっと踏もうとすることもありましたが踏んではいなかったです。
そこで怒ったりオーバーにリアクションするとおそらく良くない方向になりそうだったのでそういう時は「踏んだら痛い痛いだからこっちねー」と娘を抱っこして自然に遠ざけて別なものに気をむかせていました。
赤ちゃん返りはあったのかなかったのかはイヤイヤ期とかぶってるせいかよく分かりません。笑
まぁあってもなくても対応は変わらなかったと思います。
既存の3人家族に新メンバーを組み込むのではなくてまた4人家族として1からスタートして…
そんなこんなで4人で過ごした100日。
2人に同じように愛情をかけたいと思ってる日々だけどどうなのかなぁ。
でもこんな時代だからこそ、家族みんながお家でニコニコして毎日元気でいてくれる。それだけでも100点満点かなと思ったりしてます。
節目を大切に、また家族時間を楽しみます^ ^